TOEIC各パートの問題構成と攻略対策、勉強法

正式名称は「国際コミュニケーション英語能力テスト」、TOEICは「トイック」又は「トーイック」と読みます。定番のスペルミスは"toiec"とか"toic"。

2006年から、試験内容が大きく変わったため、現在のTOEICは「新TOEIC」と呼ばれることも多いです。古本屋にある教材だと、前のTOEIC向けで、「新TOEIC」向けじゃないこともあるので気をつけましょう。

このTOEICは 総合的な英語力を測るものでなく、「聞く」「読む」のインプット能力だけを測ります。
だから、話せなくても、文が作れなくてもいいんです。でも、量がすごいのでスピードは重要。

要はTOEICってこんなテスト

・2時間で200問をこなさなければいけないのは量的にマジでかなりきつい。880点取ったときも全問答えたわけではなく、5問位は問題読まずにカンでマークするハメになった。これは、一部の問題は捨てても800点台はいけると言うことでもあるんですが。
スピードと時間配分はTOEICの最重要ポイント。


・リスリングとリーディングしかない。なので、「話す能力」「文章を書く能力」は全く必要とされない。発音なんてどうだっていい。

・全てマークシートである。なので、単語の正確なスペルを知る必要はないし、消去法で答えられるものもけっこうある。

・ビジネス及び日常生活に関わるテーマが多い。日常的にカタカナ英語を使う社会人は学生より有利かもしれない。

・ひっかけ問題が多い。ひっかけに引っかからずに、むしろありがちなひっかけを探して消去法に使うのがポイントだ。

・リスニングは、ネイティブ同士の会話やCNNよりはゆっくりだ。構文もややこしくない。

・割ときちんとした英語になっている。スラングや特殊な言い回しも混じる歌や映画やドラマの英語とはかなり違う。

そんなわけで、

TOEICは総合的な英語力を測るものでなく、「聞く」「読む」のインプット能力のみを測るもの。
なので、総合的な英語力が高くても、TOEICがイマイチな帰国子女の人もたくさんいるし、 総合的な英語力が低くてもある程度のスコアを取る人もいる。

このサイトでは限られた英語力を試験対策でカバーして TOEICスコア700-800点台を取ることを狙います。

試験の内容とパートごとの対策

TOEICは全部4or3択 のマークシートで回答する試験なので、ものすごくカンのいい人ならば、勉強しなくても高得点が取れる可能性があります。
でも、200問もあるので、普通の人は カンがあたったり外れたりで、勉強しないとそれなりの点しか取れません。
ただ、ある程度の部分は捨てて勝負してもスコア700点位なら十分狙えるはずなので、よく 出るところはちゃんとやり、それなりのところはそれなりに済ますか、捨てるかして、勉強の効率をアップさせることも可能だと思います。

TOEICリスニングパートの内容

TOEIC公式サイト「テスト構成について」へのリンク→

<パート1(10問)>
写真を見て、その写真に関して述べられた4つの文が読み上げられるので、そのうち正しいものをチェックする。文は読まれるだけで、問題用紙には書かれていない。

必要な能力
会話文ではなく、状況を表すだけの文なので、聞き取りにくい連音や弱音とか、ややこしい助動詞の使われ方がされることは少ない。また、文も短いので、個々の単語が聞き取れて、時制が分かれば正解できる。楽勝パートである。

対策
主語や目的語になる普通の名詞単語をちゃんと覚えて聞けるようにしておく。
時制が分かるようになっておく、現在進行形かどうかだけチェック。過去形だったしたらほぼ自動的にバツ。写真には過去のことは写らないから。
動詞とかは頻出語がはっきりとあるのでこれも覚えておく。
これだけで、正解8問はいける。


<パート2(30問)>
一人の人がなんか話して(大抵は疑問文)、それに対する答えとして3つ文が読み上げられるのでそのなかから適当そうな文を一つ答える。Part2だけ3択なので、カンでも33%当たるはず。

必要な能力
会話文なので、聞き取りにくいし、慣用表現を知っておく必要がある。ただ、文は短いので疑問詞と慣用表現を知っておけばある程度は正解できる。

対策
疑問詞だけは聞き分けられるようにしておき、文頭の聞き取りに集中する。文頭を聞き取れないとどうにもならない問題が多い。
How about ?とか、Don’t we?みたいなよく使われる質問の形を覚えておく。
時制と、主語をチェックしておく。時制だけで消せる選択肢もよくあるから。
疑問詞で始まる文とorが 使われた選択疑問文で、答えがYesとかNoで 始まったら自動的に選択肢から消せる。
質問に含まれた単語や発音が類似した単語を含ませた間違いの選択肢があったり、頻出のひっかけパターンがあるのでそれを覚えておく。
これだけで、理解して20問+カンで3問の計23問はいけると思う。


<パート3(30問)>
1問30秒程度の男女の会話を聞き、その内容に関する3つの質問に各4つの選択肢から答える。

必要な能力
会話文なので、聞き取りにくいところがけっこうある。短い単語が連続しているところをちゃんと聞き取れる能力か、聞き取りやすい大きな単語から全体の意味を推定する能力のどちらかが必要。質問は紙に書いてあり、音を聞く前に先に質問を先読みしておけると、聞くべきところに集中できるためずいぶん楽になる。
なので、リスニングの問題だけど実は速読力があるといい。難しい単語はほとんど出ないし、そんなに文が長いこともない。しかし、パート3、4は一番の難所と言われている。

対策
僕はヒアリングが全然ダメなので、質問を先読みして、聞こえる単語から文脈を推理して回答していました。Part1から3の回答方法を説明する時間も使って、極力先に選択肢を読んでおきます。
また、Part3に入ってからも、質問文を先読みして、文が読まれるのを待つというリズムに慣れる為模試形式問題集での練習が必要。この質問文の先読みにはリーディングが早いと有利です。リスニングパートのために、リーディングが早くなければいけないのです。
また、この先読みのリズムを崩さないためには、答えに悩まず即マークして、前の問題のことは忘れて、次に取り掛からないとだめです。

・問題の音声が流れる前に質問を読む、可能なら選択肢も読む。
・音声が流れてきたら読むのはやめて聞き取りに集中、質問と関連した話になったら全力で聞く。
・質問の答えが全部話されたら、即マークする。ここで悩むと、次の分の先読みができなくなるから、悩まないこと。
・そしたら次の問題の音声が流れるまでまた質問を先読みする。
・リズムが狂ったら、1問捨ててカンでマークし、次の次の質問を先読みする。

質問文のパターンはそんなにないのでパターンを覚えておきましょう。読むのが早くなります。
選択肢先読みのやりかたはこちら→

そうはいっても、正当な方法としてはリスニング力の向上でしょう。聞き流しというのもありますが、やっぱりある程度集中してスクリプト(文章)を見ながら音声を聞かないとダメでしょう。ここではできればちゃんと理解して15問取り、残りの15問からカンで5問取り、計20問位取りたいところ。


<パート4(30問)>
1問40秒程度の一人の人の話を聞き(会話ではない)、その内容に関する3つの質 問に各4つの選択肢から答える。

能力
会話ではないのでPart3よりは若干聞き取りやすい。が、単語が若干レベルアップし、1文が長くなることがある。なので、英語の語順のままで意味が取れると聞きやすいと思う。またこれも先読みができるといいので、リーディングが早いといい。

対策
これも僕は先読みと推理で勝負していました。単語もリーディングほど難しいのは出 ないので特に対策はいらない。空港でのアナウンスやラジオの放送等、ジャンルに傾向があるのでその手に慣れておくと得だとは思う。
これもできれば20問取りたいところ。


これでリスニング計72問取れれば、リスニングで370点行けるでしょう。

TOEICリーディングパートの内容

<パート5(30問)> 文に空所があり、そこに入るべき語句を4択 で選ぶ。

能力
中学文法、語彙で半分弱は正解できる。TOEIC的に好きな頻出文法問題を押さえれば更に5問、TOEIC的に好きな頻出単語、熟語、語法を押さえれば5問。残りはわからなければ感覚で。それでも半分程度は当たるでしょう。
これで、25問いける。

対策
ここのパートで時間をとってしまうと、パート7を終わらせられなくなるので、正解するのと同じくらい時間短縮が重要。TOEIC参考書で出題されるパターンを知り、問題集等で練習して反射的に解けるようにしたい。わからない問題は早くあきらめて感覚でマークして先に進もう。目標は30問15分!


<パート6(12問)>
文の中にいくつか空所があり、そこを4択 で選ぶ。

必要な能力
Part5と同じ。だけど一部文脈に関わる問題があるので、速読力もちょっとだけ重要。9問取りたい。
対策
文を全部読んでいると時間がなくなるので、選択肢を先に読んでから、カッコのある文だけ読んで答えられるものは答えて、それでダメならその前後の文も読む。位に読むところを最小限にする練習をしないと。文脈を取らないと分からない問題はそんなに多くないので捨てるのもアリ。目標12問7分!


<パート7(48問)>
いろんな形の文章が書いてあり(表だったりするときもある)その内容に関する 2から5つの質問に各4つの選択肢から答える。2つの関連する文を読んで答える形式の問題も出る。

必要な能力
答えは本文の中に書いてあります。なので、時間が死ぬほどあればたいていの人は全 問正解できます。
でも試験の時は時間は有りません。本当に沢山文章があるので、最重要なのはスピードです。
回答のスピードを上げるためには、いちいち迷ったり、単語の意味を類推してられないのである程度単語や熟語力が必要です。
けっこう長い文章も含まれるので、前の方から順番に読んで読み返さずに意味を取ることに慣れるといいと思います。
あとは、読まなくても答えられるところを読まなくていいように、回答方法に慣れることでしょうか。

対策
全部知らなくてもいいですが、ある程度単語や熟語を覚えないときついと思います。 また、TOEIC例文を沢山読んで、前の方から読み返さずに意味が取れるように練習しておくことと、先に質問を読んで、答えが書いてあるところを探すやり方になれるといいでしょう。文の最後の方は読まなくてもいいことが結構あるのでそこを捨てられればスピードアップします。

あとは、分からない問題、悩む問題はすぐあきらめて捨ててカンでマークし次に取り掛かることでしょうか。TOEICは悩んだり考えたりしてはいけないのです。
できれば理解して35問取り、残りの13問からカンで4問取り、計39問取りたい ところ。
これでリーディング計73問取れれば、380点は行けるでしょう。これで計750点!

パート3,4,7で、問題よりも選択肢を先に読むことが時間を節約する上で非常に重要。マスターすべし。
パート5,6で「悩まない」ことによって、パート7に時間を残すことが重要。

<参考リンク>
「TOEIC公式サイト」へのリンク
Wikipedia「国際コミュニケーション英語能力テスト」へのリンク

このTOEICを攻略する戦略を僕はこう考えます

←BACK | TOEIC勉強法と参考書HOMEへ戻る | NEXT→

TOEIC勉強法と参考書

TOEIC勉強法と参考書HOME
TOEICってどんなテスト?
TOEIC攻略の基本戦略
勉強法&ツール
勉強時間をひねり出せ
TOEIC攻略のステップ
入門の勉強法、参考書
基礎の勉強法、参考書
実戦的勉強法、参考書
試験対策勉強法、参考書
まずは700点を狙う勉強法、参考書
勉強法まとめ
単語強化の勉強法、教材
リスニング強化の勉強法
リーディング強化の勉強法
傑作参考書と名著者
試験本番の攻略法
問題文、選択肢先読みの方法
Nintendo DSでTOEIC学習
英語学習修行
売れ筋英語学習本や洋画DVD

外部リンク
スカイプ英会話の評判を比較
TOEICの任天堂DS勉強法
TOEIC関連リンク集


TOEIC参考書
売れ筋ランキング